【ディフェンス(オフボールマン編)】ポイントガードが一対一で絶対に守る!!

こんにちは、ダムダム太郎です!!

 

ポイントガードのみんなは

オフボールマン(ボールを持っていない選手)に対して

このようなことはありませんでしたか??

 

「少し距離を離してしまい、マークマンのシューターシュートを決められてしまった」

 

「オフボールマンに近づきすぎて、相手にカットインされてしまった」

など、ボールがないときの一対一で

このような経験はありませんか??

 

ポイントガードのみんなは、

シューターや同じポジションのポイントガードにディフェンスをすることが多いので、

そのような経験はあるはずです。

 

実際、シューターになると、1試合2桁得点は必ず取ってきますし、多い時は40点も取ることもあります。

例えば、40点の中の10点でも得点を防ぐことができたら優位にできると思いませんか??

 

では、実際にどのようにすれば、

得点を取られにくくなり、

オフボールマンでの一対一を守れるのかを解説していきます。

 

ディフェンスの目的

まず、ディフェンスのイメージとは、

どんなものでしょうか?

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「オフェンスと違って地味」

「スタッツのデータとして残る部分が少ない」

「きつい、つらい」

などと、思っている人もいるはずです。

 

では、なぜこんなにディフェンスを頑張らないといけないのか?

その答えが下の3つです。

・失点を防ぐ

・相手からボールを奪い、攻撃回数を増やす

・リズムを良くして、シンプルなオフェンスにする

 

では、この3つを頑張る理由とは、一体なんでしょうか?

理由を下に書きます。 

失点を防ぐ

バスケットボールでは、相手よりも得点を多く取ったチームが勝利になります。バスケットボールは、シュートの成功率も必要ですが、シュートの成功数をいかに減らせるかという失点を防ぐことができれば勝利に近づきます。

相手からボールを奪い、攻撃回数を増やす

バスケットボールでは、攻撃の回数が同じになります。シュートの成功率を上げることは勝つためには重要ですが、もっと必要なのは、オフェンスの回数を増やすことができれば攻撃回数が増え、得点を取ることいにつながるからです。

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シュート成功率が下がってしまったとしても、シュート回数が多ければ、シュート成功率が下がっていても得点のカバーが出来ますね。

リズムを良くしてシンプルなオフェンスにする

 一番シンプルなオフェンスは、ボールをカットした選手自分でドリブルをしてレイアップシュートをすることです。言い換えれば、ファストブレイク(速攻)をすることです。

実践では、このように簡単な状況にするのは非常に難しいですが、

時間をかけずに得点を取れる最強のオフェンスにできます。

 

上の3つの目的を達成するためには、何が必要か??

 

それは、一対一でしっかりと守れるディフェンスが重要です!!

これがチーム内のメンバー全員ができれば、チームディフェンスなども必要なくなります。

最初は、一対一のディフェンスというのが、地味で面白くなさそうであったり、つらくて大変なので好きではないという思いから、少しだけでも変化してきませんか?

ディフェンスも成功すれば段々と面白くなってくるはずです。

 

さぁ、一対一で守れるスキルを習得して、チームのヒーローになりましょう!!

 

オフボールマンへのディフェンス(一対一)

 オフボールマンへのディフェンスは一番ハードと言われています。

それは、マークマンの相手オフェンスに、ボールを持たせないようにするからです。

 

実際にやってみると、1ピリオドも持つかわからないくらい体力を使います。

全てをやりきるのは難しいですが、出来る限りプレッシャーを与え続けましょう。

プレッシャーを与え続けることがストレスになり、ミスを発生させます!

 

ディナイディフェンスをする

オフボールマンで最も必要と言われるディフェンス方法です。

自分のマークマンがボールを持っていない状況で、ボールを持たせたないためのディフェンスです。

 

マークマンにボールをパスされそうな状況なら、

マークマンとボールを結んだパスラインに自分の手が出せるようにすることが必要です。それをディナイディフェンスの間はずっと手を上げ続けましょう。

 

また、オフェンスに引き離されないことも必要です。近づきすぎてしまうと相手オフェンスに裏を取られてしまいます。

少し距離を空けることで、相手オフェンスがどんなに動いても守ることができます。

 

これでボールマンへのディフェンスはほぼ完璧です。そうすれば、3Pが得意なシューターや試合をコントロールするポイントガードには何もさせません!

相手の得点も思い通りに伸びては行かないはずです。

 

これだけハードなディフェンスをすれば、

いつの間にか腕の筋肉や脚力がアップして、ディフェンス力がさらに上がるかもしれませんね!!

 

 

カットを狙う

バスケットボールの中で、相手オフェンスからボールのカットができる場面はいくつもあります。

オフボールマンの中では、特にディナイディフェンスをしている時が多くあります。

 

なので、ディナイディフェンスをしているだけではもったいないです!

では、どのタイミングでどうすればいいのか?ということですよね。

 

パスをカットできるかどうかには、ある瞬間を狙うことが必要です。

 

得意な場所に入らせない

みなさんにも、ある場所からシュートを打てば他の場所よりシュート成功率が高いという場所って必ずありますよね??

 

私自身も上手くはないですが、ここなら少し厳しいディフェンスをされても比較的にはいりやすい場所があります。

 

では、それを相手から守るということに置き換えてみましょう。

相手オフェンスが得意な場所でパスをもらったら、ディフェンスが厳しくてもシュートが入ってしまいます。ディナイディフェンスをしても入られてはパスをされる可能性が高くなりすよね。

 

 

相手を得意な場所にはいらせないようにするには、相手オフェンスに体を当てることが必要です。

体を当てるというのは、ファールすることではなく、

必要なタイミングで相手の嫌がる接触をしていくというこうとです。

 

例えば、パスランで得意なところへ行こうとしたときに進行方向に行かせないように、接触をしていくことです。

 

このように、オフェンスを思い通りに動かさせないために、

動くタイミングの時に接触を入れてみてください。

とても効果的だと実感できますよ!!

 

ボールの動きから目を離さない

ボールが空いてオフェンスに入ってからディフェンスするのではなく、

常にカットできるチャンスを見つけるために、パサーから目を話す時間は限りなく少なくしましょう!

 

ボールを見ていなかったら、どのようにすればカットできるかわかりませんよね?(笑)

 

パスを出されたくない状況であれば、

パサーと目を合わせ、「パスは通さないよ!!」というのを伝えます。

そして、パスがどこにさばかれるのかを予測することが必要になります。

 

パスをカットしたいのであれば、

パスカットするそぶりを大きく見せすぎないことも必要です。

「ほかの選手を見てて、パスが来ると思っていないですよ」

という雰囲気を出すことで、警戒なくパスを出してきます。

その時はチャンス!!です。

 

パスカットをして、速攻という最強のオフェンスに繋げましょう!!

 

バスケは駆け引きが必要なスポーツです。

そして、いろいろな失敗をしないとわかりませんので

たくさん試してみましょう!

抜かれても追いかける

ディフェンスはオフェンスより明らかに不利な状況です。

相手オフェンスがどのように仕掛けてくるかわからないですし、

シュートかパスかドリブルか、、、

どのプレーが得意なのか、、、

というように難しいです。

 

例えば、ディフェンスで近くに寄りすぎて、バックカットされたとします。

これだと、多くの人が諦めてしまうかもしれません。

追いかけていなければ、間単にシュートが入ってしまいます。

ですが、追いかけてみてはどうでしょうか?

プレッシャーでボールのキャッチミスを誘発出来たら、

抜かれても追いかけた意味はあると思いませんか?

 

諦めたら、そこで得点取られてしまいますよ!!

シューターにボールが渡ってしまったら

どんなにディフェンスを頑張って守っていても、ボールを持たれてしまうことがあると思います。

その時の1つ手段として、ファールを使ってみてはいかがでしょうか?

別の記事でボールマンの守り方の記事がありますので、それを見て参考にしてくださいね!

 

damdamtaro.hatenablog.com

まとめ

オフボールマンでの一対一ディフェンスは、

”体を張って相手の嫌なことをする”のが必要です。

 

・常にプレッシャーをかけられる

・ボールをもらいに行くときに体を当てられて行きづらい

・フェイントなどで引っかかってもしつこく追いかけてくる

・パスラインにいつも手がある

 

このようなことを、もし自分がされたらどうでしょうか?

オフェンスもボールをもらうまでに体力を使い、シュートに行くまで大変ではないでしょうか。

 

身長の差もあれば、身体能力の差、相手のレベルが高くて抑えられることができないこともあると思います。ですが、得意なプレーをさせないようにできればある程度の失点で抑えられることは可能です。

 

ディフェンスは大変だとは思いますが、

その先に見える光景は、今までやってきたことの積み重ねによる結果です。

努力を続けて、チームの中でも必要な一員になりましょう!!