【ディフェンス(ボールマン編)】一対一で絶対に守る!!

こんにちは、ダムダム太郎です!!

 

ポイントガードのみんなは

ボールマンへディフェンスについたときや守っているときに

「どのくらい距離を離して守ればいいんだろう?」

「オフェンスに抜かれたらどうしよう」

「今の状況で、ディフェンスに対してこのディフェンスは合っているのか」

など思ったことはありませんか?

 

バスケットボールは常にオフェンスとディフェンスの入れ替えが激しいスポーツであり、スピード感やしっかり組み立てた戦術もあるので多種多彩です。

 

その中でも、ディフェンスはオフェンスよりも重要と言われています。なぜなら、失点ばかりだと自分たちシュートが多く入っても、相手の得点が上回ってしまうかもしれないですし、100%の確率でシュートが入ることがないからです。

 

実際にNBA選手でもBリーグ選手でも、

「私、シュート外しませんので」っていう選手はいないですよねw

ですが、Bリーグでの優秀なシューターである

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三河の金丸選手は、

フィールドゴール成功率  49.3%

3Pシュート成功率  46.6%

フリースロー成功率  90.7%

 

という驚異的な数値です。(2020ー2021シーズン)

 

こんなにもシュート率がいい選手がいたら得点を量産されてしまいます。

2本に1本はシュートが入るんですよ。

そして、スリースローに関しては、90%以上でなかなか外してもらえないんです。

 

では、このような選手が相手チームにいたら、

当然、警戒し誰かがディフェンスにつかないといけません。

ゾーンディフェンスなどのチームディフェンスでは距離が少し離れてしまうので、シュートをたくさん打たれてしまいます。

なので、ディフェンスはマンツーマン(一対一)のディフェンスが効果的になります。

誰がディフェンスをするかというと、

ポジションでいうとポイントガードなどの外側の選手がつくようになります。

そこで、得点源になる選手に対してどのようにディフェンスをすればいいのか解説をしていきます!!

 

ディフェンスの目的

まず、ディフェンスのイメージとは、

どんなものでしょうか?

「オフェンスと違って地味」

「スタッツのデータとして残る部分が少ない」

「きつい、つらい」

などと、思っている人もいるはずです。

 

では、なぜこんなにディフェンスを頑張らないといけないのか?

その答えが下の3つです。

・失点を防ぐ

・相手からボールを奪い、攻撃回数を増やす

・リズムを良くして、シンプルなオフェンスにする

 

では、この3つを頑張る理由とは、一体なんでしょうか?

理由を下に書きます。 

失点を防ぐ

バスケットボールでは、相手よりも得点を多く取ったチームが勝利になります。バスケットボールは、シュートの成功率も必要ですが、シュートの成功数をいかに減らせるかという失点を防ぐことができれば勝利に近づきます。

相手からボールを奪い、攻撃回数を増やす

バスケットボールでは、攻撃の回数が同じになります。シュートの成功率を上げることは勝つためには重要ですが、もっと必要なのは、オフェンスの回数を増やすことができれば攻撃回数が増え、得点を取ることです。

シュート成功率が下がってしまったとしても、シュート回数が多ければ、シュート成功率が下がっていても得点のカバーが出来ますね。

リズムを良くしてシンプルなオフェンスにする

 一番シンプルなオフェンスは、ボールをカットした選手自分でドリブルをしてレイアップシュートをすることです。言い換えれば、ファストブレイク(速攻)をすることです。

実践では、このように簡単な状況にするのは非常に難しいですが、

時間をかけずに得点を取れる最強のオフェンスにできます。

 

上の3つの目的を達成するためには、何が必要か??

 

それは、一対一でしっかりと守れるディフェンスが重要です!!

これがチーム内のメンバー全員ができれば、チームディフェンスなども必要なくなります。

最初は、一対一のディフェンスというのが、地味で面白くなさそうであったり、つらくて大変なので好きではないという思いから、少しだけでも変化してきませんか?

ディフェンスも成功すれば段々と面白くなってくるはずです。

 

さぁ、一対一で守れるスキルを習得して、チームのヒーローになりましょう!!

 

ボールマンディフェンスのステップ

スライドステップ

体の横方向へ足をクロスせずに移動するステップのことを呼びます。

このステップは重心のブレが少なく素早く移動することができます。

 

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クロスステップ

ドリブルなどでスピードに乗っている相手オフェンスに対してするステップです。スライドステップで追いつけない時に使います。

スピードが速く移動できるので、ディナイディフェンスなどのポジション移動が速い時に使います。

クロスステップでディフェンスをすると、相手オフェンスが急に切り返しをして抜いてくることがありますので、注意しながら守りましょう!!

 

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スイングステップ

相手オフェンスが方向を変化させたときに、ディフェンスは遅れてしまうことがああります。そのときに使うのが、スイングステップです。重心を変化することなく同じスタンスのまま、体の向きを変更できます。相手オフェンスの進んでいた後ろを軸にして、素早く逆側の足を引くようにします。それと同時に腕を大きく動かすようにすると、体全体で方向転換を早くできます。

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クローズアウトステップ

両足を細かく動かし足を交互に踏むステップをクローズアウトステップと呼びます。ボールを持っているディフェンスに対して遅れたときに使います。重心をを低い状態で足を常に動かせる状態にして、相手オフェンスとの距離を少しずつつめることで相手温水のドライブに柔軟に対応できます。

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このとき、相手オフェンスに近づくときに直線で向かうのではなく扇形のように少し遠回りしながら近づく必要があります。なぜかというと、相手オフェンスは前が空いていると、ドリブルなどを使い直線に攻めていきます。もし直線でディフェンスに向かうと体の接触するタイミングを狙われファールをしてしまうからです。そして、クローズアウトステップでディフェンスをするときには、重心を後ろにかけましょう、少しでも前のめりになると、ドリブルで簡単に抜かれてしまいます。ですから、相手オフェンスとの距離感をしっかり確認しましょう!!

 

ボールマンディフェンス時の手の使い方

ディフェンスでは手の使い方も必要です。

相手ディフェンスを体で止めた後は、必ずボールをスナップしましょう。このときに必要なのは重心が前に行きすぎないこと。例えば上半身だけが前にいくと、相手オフェンスはそれを見てドリブルをしてかわしてきます。ディフェンス時のスタンスを保持したまま、少しだけ位置を変化させてスナップしましょう。

さらに、ドライブに対しては、正体で体を入れて止めた後、内側から外側に向けてスナップしましょう。毎回ではありませんが、結構役に立つことが多いので知っておくと便利です。

 

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色々とディフェンスの守り方や手の使い方、体の使い方などを書きました。相手オフェンスに抜かれてしまう原因は「相手との距離」と「無駄なステップ」です。

一対一の抜き方の上手な選手であれば、ボールを動かすフェイントのみでディフェンスとのズレを作り攻めてきます。それは、オフェンスが攻めたい場所から相手を遠ざけるためにつかっています。それから守るには、「相手オフェンスの足元に対してはんのうする」ことです。そうすれば、無駄なステップは踏むことはなくなります、あとは、相手が抜いてきたときにどのタイミングで詰めるかになります。その時、相手に対して、正対しないとファールを取られますので注意しましょう。

 

まとめ 

ボールマンディフェンスに一対一で守る方法はいかがでしたか??

ポイントガードのポジションをやる方はどちらかというと小柄な選手がやるケースが多いかもしれません。

ですが、ディフェンスの守り方を身につければ、それほど気にすることはありません。

一番重要なのは、多くの選手と一対一をして、どのような攻撃のパターンがあるかを知る経験が必要だと思います。

そうすれば、今までファールになっていたものがオフェンスファールになり自分チームのボールになったり、接戦を勝ち切ることができるの歩だと思います。

 

実際にディフェンスは地味かもしれません。

ですが、やったらやった分だけ上達します!

さぁ、ディフェンスを上手くなって活躍しましょう!!